NEWS （05/09/26　20:30）

「Crossword Builder」v0.91

　カタカナのクロスワードパズルを手軽に作成・印刷できる「Crossword Builder」v0.91が、19日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。動作にはVB 6.0ランタイムが必要。

　「Crossword Builder」は、カタカナのクロスワードパズルを手軽に作成・印刷できるソフト。単語辞書を搭載しており、たとえば『“マ”で始まり“リ”で終わる5文字の単語』といったように、マス目を埋める単語の候補をすばやく検索できるのが特長。

　起動すると15マス四方の盤面が表示されるので、マス目にカタカナの単語を入力したり、“黒マス”を配置してクロスワードパズルを作成していく。黒マスは、盤面のデザインを構成したり各単語の区切り線となる重要なものなので、単語を入力する前に黒マスの配置を決めるとよいだろう。

　マス目を埋める単語は、単語の書き出しとなるマス目をマウスクリックで選択したあとに、［Tab］キーで縦書き・横書きを切り替えることで入力できる。このとき、［辞書］メニューを選択すれば、すでに確定している文字の一部や、入力可能な文字数をもとに、選択しているマス目に当てはまる単語の候補を検索可能。

　盤面を単語と黒マスで満たしたら、［Ctrl］＋［K］キーで“カギエディタ”画面を呼び出し、解答時のヒントとなる“カギ”を作成しよう。“カギエディタ”画面には、盤面に入力した単語が一覧表示されるので、各単語とセットになるようにカギを入力すればよい。たとえば“マドノモリ”という単語であれば『オンラインソフトを紹介するWebサイトといえば』と、クイズ風のカギになることが多い。

　カギの作成が終了したら［発行］メニューを選択することで、黒マスの配置バランスや単語の重複などを自動チェックし、クロスワードパズルの問題が完成する。あとは［印刷］メニューを選択し、完成したクロスワードパズルの盤面を用紙に印刷すればよい。ただし、盤面のマス目が多い場合、1枚の用紙に収まらないことがあるので、印刷プレビューを見ながらマス目のサイズを微調整するとよい。また、カギは［エクスポート］メニューからいったんTXTファイルに保存して印刷する必要があるので注意。

　さらにクロスワードパズルのほかに、ヒントの“カギ”が存在せず、同じ番号のマス目に同一文字が入るように単語を記述していく“ナンバークロスワードパズル”を作成する機能も搭載している。

【著作権者】SideRoll　氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.91（05/09/19）

□Crossword Builder Web ＜クロスワードビルダー・ウェブ＞
http://xword.squares.net/

（中井 浩晶）