「File Explorer Extension」v1.00

ショートカットファイルのプロパティ画面を表示したところ

　Pocket PCに標準搭載されている「ファイル エクスプローラ」のタップ＆ホールドメニューにさまざまな機能を追加するソフト「File Explorer Extension」v1.00が、6月25日に公開された。Pocket PC 2003以降に対応するフリーソフトで、編集部にて“W-ZERO3”で動作を確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。

　Pocket PC標準の「ファイル エクスプローラ」は、Windowsの「エクスプローラ」と比較すると、ファイルの拡張子や属性が変更できなかったり、起動オプション付きのショートカットが作れないなど機能に制限があり、本格的にファイル操作を行いたい場合は別途ファイラーソフトの導入が必要だった。そこで本ソフトをインストールすれば、「ファイル エクスプローラ」のタップ＆ホールドメニューに、これらの不足している機能を追加して、使い勝手を大幅に向上させることが可能。

　メニューに追加される機能は、“プロパティ”“パスをコピー”のほか、EXEファイルの選択時のみ表示される“パラメータ付きで開く”“プログラムにショートカットを送る”の計4つ。

　“パスをコピー”は選択したファイルのフルパスをクリップボードにコピーする機能。“プログラムにショートカットを送る”は、選択したファイルのショートカットをスタートメニューの“プログラム”フォルダに作成する機能で、インストーラーが用意されていないソフトをスタートメニューに登録する際に便利。

　さらに“プロパティ”メニューから開ける本ソフト独自のプロパティ画面では、バイト単位のファイルサイズや更新日時などの情報表示ができるほか、拡張子とファイル属性の確認と変更や、ショートカットの編集が行え、起動オプション付きショートカットの作成に利用することもできる。

【著作権者】ホーミン　氏
【対応OS】Pocket PC 2003以降
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00（06/06/25）

□WindowsCE FreeWare
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Cupertino/2039/

（霧島 煌一）