goo、Web閲覧履歴から有用なページを優先して検索できるソフトを実験公開

ページごとの閲覧時間や範囲選択した文字列、印刷実行の有無などで重要度を判断

「gooメモリ・リトリーバβ」v1.0.0.37012

“行動詳細表示”機能

サムネイルをマウスオーバーするとより大きいサイズのサムネイル画像が表示される

　NTT（株）とポータルサイト“goo”を運営するNTTレゾナント（株）は24日、ローカルに保存したWebページの閲覧履歴を検索できるソフト「gooメモリ・リトリーバβ」v1.0.0.37012を公開した。Web閲覧履歴から有用なページを優先して検索できるのが特長。Window XP/Vistaに対応するフリーソフトで、両社の共同実験として公開されている。現在、gooの実験サイト“gooラボ”からダウンロード可能。なお、実験期間は本日24日から6月30日までの予定で、7月1日以降は本ソフトを利用できなくなる。

　「gooメモリ・リトリーバβ」は、IE v6/7のWebページ閲覧履歴をサムネイル画像つきで検索できるタスクトレイ常駐型ソフト。閲覧履歴とともにページごとの閲覧時間、範囲選択した文字列、印刷実行やキーボード入力の有無、URLをコピーしたかどうかどうかといった操作の情報を保存し、それらをもとに各Webページの重要度を判定した“行動スコア”および検索キーワードとの適合度を総合的に判断して、検索結果の表示順を決定する。

　また、IEへの操作が頻繁に行われた期間を1つの単位として履歴を検索可能。検索結果を期間単位で表示した場合には、その期間に各種Web検索で利用したキーワードや、期間内に閲覧したWebページで頻出していた語句を表示できる。

　さらに、検索結果から1つの期間内に表示したすべてのWebページを時系列に沿って表示できる“行動詳細表示”機能を備え、“行動詳細表示”時はサムネイル画像とともにクリックしたリンクの文字列や範囲選択した文字列など、そのページで行った操作の詳細が表示可能。また、ページの重要度で表示をフィルタリングすることもできる。

　そのほか、本ソフトは閲覧したWebページの情報をローカルにキャッシュとして保存するため、履歴内のWebページが消失している場合やネットワークに未接続の場合も、履歴内のWebページを閲覧可能だ。

スライドバーでサムネイルの大きさを変更可能（FWF動画：1.92MB）

【著作権者】NTT（株）、NTTレゾナント（株）
【対応OS】Window XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.0.37012（07/01/24）

□goo ラボ - ベータサービス&トライアルサービスを体験
http://labs.goo.ne.jp/