NEWS （07/01/26　13:15）

「Sleipnir」v2.5

“v1.66”に近づいた画面構成

　フェンリル（株）は26日、タブ切り替え型Webブラウザー「Sleipnir」の最新版v2.5を公開した。v2.5での主な変更点は、旧バージョンであるv1.66の画面構成に限りなく近づけた画面デザインを選択できるようになったこと。

　v1.66ユーザー向けのデザインでは、各種メニュー項目の並び順などがv1.66と同等になっており、旧バージョンのユーザーがスムーズに移行しやすいように配慮されている。

　また従来の、v2シリーズ標準デザインや、初心者向けに必要な機能を絞り込んだシンプルなデザインも利用でき、初回起動時やメニューから切り替えることが可能。

　さらに、本バージョンよりWindows Vistaに正式対応した。そのほか、メニューバーの“お気に入り”にFaviconを表示できるようになり、目的のお気に入りが探しやすいように仕様が変更されている。また、アドレスバーへのキーワード入力でWeb検索ができる機能では、標準の検索エンジンがJWordからGoogleの“I'm Feeling Lucky”に変更された。

　そのほか同梱の「RSSバー」プラグインで、RSSフィードに含まれる任意のコードがセキュリティレベルの低い状態で実行されてしまうという脆弱性が修正された。

　本ソフトは、Windows 98/Me/2000/XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在同社のホームページからダウンロードできる。

【著作権者】フェンリル（株）、柏木 泰幸　氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.5（07/01/26）

□タブブラウザ Sleipnir 公式ページ(上級者向け)
http://www.fenrir.co.jp/sleipnir2/

（久保 望）