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NEWS (07/05/29 15:20)

EM・ONEやW-ZERO3のキーボード操作を改善するカスタマイズソフト「em1key」

数字キーへの機能割り当てや、親指シフトなどキー配列のカスタマイズが可能

「em1key」v1.24
「em1key」v1.24
Windows XP/Vistaに対応した「em1keypc」も用意されており、キー配列の変換機能などが利用できる
Windows XP/Vistaに対応した「em1keypc」も用意されており、キー配列の変換機能などが利用できる
 Windows Mobile搭載端末のキーボード操作を改善するキーカスタマイズソフト「em1key」v1.24が、16日に公開された。Windows Mobile 5.0に対応するフリーソフトで、編集部にてW-ZERO3[es]で動作を確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。

 「em1key」は、Windows Mobile搭載端末のキーボード操作を快適にするさまざまな機能を搭載した、キーカスタマイズソフト。標準でEM・ONEとW-ZERO3シリーズに対応した設定ファイルが付属しており、便利な機能を簡単に利用できる。

 たとえばEM・ONEにはソフトキーがないため、画面をタップせずにメニューを開くのはめんどうだ。そこで本ソフトを利用すれば、キーボードの数字キーを左右ソフトキーの代わりにして、すばやくメニューを開けるようになる。

 数字キーには、ソフトキーのほかにも[OK]ボタンや[Windows]ボタン、[ESC]キー、[Alt]キー、各種アプリケーションボタンなどが割り当てられている。本来の数字キーとして利用するには、[Ctrl]キーと同時に押すか、長押しすればよい。

 ほかにも、『[]{}「」』などEM・ONEやW-ZERO3のキーボードでは直接入力できない文字の入力や、[PageUp][Home]などの特殊キー、タスクの切り替えや終了、画面回転といった各種機能を、[Ctrl]キーや[Shift]キーと通常キーの組み合わせで利用できる。

 さらに、作者のホームページで配布されているスクリプトを利用すれば、ローマ字入力で使わないキーへ各種機能を割り当てたり、外付けキーボード利用時にキー配列を英語(ASCII)配列や富士通製ワープロ“OASYS”で採用されていた親指シフト(NICOLA)配列などへ変換することも可能。

 そのほか作者のホームページでは、Windows XP/Vistaに対応するWindows移植版の「em1keypc」も用意されており、Windows Mobile版と一部のスクリプトを共用できる。


【著作権者】Hiroyuki Ogasawara 氏
【対応OS】Windows Mobile 5.0
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.24(07/05/16)

□フルパワー全開
http://hp.vector.co.jp/authors/VA004474/

(霧島 煌一)




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