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【第374回】
紙に描いたキャラを操作できる3Dアクションパズル「Mightier」印刷した地図に線を引き、アイテムを取得できるように地形を変化させよう
(09/05/08)
『週末ゲーム』では、インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから、選び抜いた良作を毎週紹介していく。今回は、カラープリンターとWebカメラを使って遊ぶ、一風変わったアクションパズルゲーム「Mightier」を紹介しよう。
地形を変化させてフィールド上のアイテムを取得していく
そこで本ゲームでは、あらかじめステージを表す地図に線を引くことで、線で囲った土地の高さを上昇させて新たに足場を生み出すことが可能。このとき、ゲーム上からカラープリンターで印刷した地図に鉛筆で線を引き、Webカメラで紙を写すことで、紙に記した地形の変化をゲーム上へ反映できるのが本ゲームの醍醐味だ。 さらに、ゲームを進めていくと、操作するキャラクターや、キャラクターが装備するアイテムなども紙に描いた絵に差し替え可能となる。紙に描いたオリジナルのキャラクターが、綿の詰まったぬいぐるみのような可愛らしい3Dキャラになってフィールドを駆け回る様子は、ただそれだけで楽しく、ついついゲームの目的を忘れてしまうほどだ。
オリジナルキャラを満喫したあとは難解なパズルが待ち構えている
キャラクターは、地図に書かれた数字の1つ分の高さしかジャンプできないため、地図に線を引く際は、それぞれの数字の位置関係をよく確認し、頭の中ですべての“Datagons”を取得できるルートを組み立てなくてはならない。たとえば、2の高さに存在する“Datagons”を取得するためには、“Datagons”が設置されている地面を1の高さまで上昇させておくなどの工夫が必要。 また、線の引き方には規則があり、円を描くようにしっかりと線の始点と終点をつなげなければならないほか、数字を囲う線同士は一定の間隔が離れている必要があり、正しく線を引かないと地形を変化させることができない。しかし、たとえば線同士を離して描くことを意識しすぎても、地形を変化させた際に足場と足場の距離が離れすぎて、キャラクターが飛び移れなくなってしまう。 とくにゲーム中盤以降は、狭い足場を密集させたり、多重円のような足場を作成するなど、複雑に入り組んだ地図を描く必要があるため、ゲーム序盤のうちに正しい地図の描き方を身に付けておこう。
もちろんプリンターやWebカメラがなくてもプレイ可能
ステージが進むごとに、地図作成の難易度が上がるだけでなく、フィールド上に触れるとダメージを受ける敵キャラクターが登場するなど、アイテムを取得する難易度も格段に上がっていく。最後までお絵かきを楽しむ気持ちを忘れずに全ステージクリアを目指そう。
□r a t l o o p (加藤 達也)
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