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老舗メールソフト「EdMax」の開発とサポートが終了

シェアウェア製品は試用版として継続利用可能。ただし、ライセンスの購入・登録は不能

「EdMax」v3.14

 (有)エドコムは4日、老舗メールソフト「EdMax」をはじめとする全製品の開発とサポートを終了したことを明らかにした。シェアウェア製品は今後も試用版として無償利用できるが、新規ライセンスの購入と登録は行えなくなるという。

 「EdMax」は、SMTP/POP3プロトコルに対応するエクスプローラースタイルのメールクライアント。同社製のテキストエディター「EdTex」を内蔵する点や、高度なフィルタリング機能を搭載する点が特徴。掲示板アクセスやメールマガジンマネージャーといったユニークな機能も備える。価格4,500円(税込み)のシェアウェア版と機能限定のフリー版がラインナップされているが、シェアウェア版はv3.07(2006年10月リリース)から試用期間なし、機能制限なしで継続利用できるようになっており、起動時に“EdMax On Trial”画面が表示される点を除けば、ライセンスなしでもとくに不都合なく利用できる。

 なお、シェアウェア版「EdMax」の最終バージョンは2008年7月にリリースされたv3.14。“窓の杜”の初掲載は1998年10月のv2.00だった。