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「Excel」にセルの選択を一部解除する機能が導入 ~「Office Insider」2018年1月版

「Word」には“LinkedIn”と連携した履歴書アシスタント機能を順次展開

「Microsoft Office」バージョン“1801”

 米Microsoftは19日(現地時間)、Windows デスクトップ版「Microsoft Office」の最新バージョン“1801”(Build 9001.2080)を“Office Insider”の“月次チャネル(対象指定)”へリリースしたことを明らかにした。

 バージョン“1801”で注目したい変更点は、「Excel」に選択を一部解除する機能が追加されたこと。セルの複数選択を完了してから誤ったセルを選択してしまったことに気付いた場合、従来はセルの選択処理をはじめからやり直す必要があった。しかし、本ビルドからは[Ctrl]キーを押しながらセルを再びクリックすることで、選択を解除できるようになっている。

 一方、「Word」には制限目標付きのワードカウンター・字数カウンターが追加されたほか、新たに履歴書アシスタント(Resume Assistant)機能が搭載された。このアシスタント機能は“LinkedIn”と連携しており、サイドペインに希望の業種・職種を入力すると職務経歴のサンプルを閲覧することが可能。履歴書を書く際のヒントにすることができる。また、スキルに応じて職務経歴のサンプルをフィルタリングすることも可能だ。

 なお、本機能を利用するのに“LinkedIn”のアカウントは不要。日本語環境もサポートされているようだ。ただし、一部環境から段階的に導入されるため、実際に利用できるようになるまでには少し時間を要することがあるので留意したい。