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“Google ドライブ”を拡張した“Google One”が発表 ~有償ユーザーは自動アップグレード

家族共有に対応するなどストレージプランを拡充、ヘルプサービスなども追加

Google、“Google One”を発表

 米Googleは14日(現地時間)、“Googleドライブ”のサービスを拡充した“Google One”を発表した。有償の“Googleドライブ”ストレージプランのユーザーは自動的に“Google One”へアップグレードされ、ストレージサービス以外にもさまざまなメリットが得られるようになるという。

 “Google One”ではストレージ容量100GBから30TBまでの範囲内でさまざまなオプションを選択できるようになるほか、最大5人までの家族を追加してストレージを共有できるようになる。それぞれがプライベートストレージを持つことも可能。

 そのほかにも、ワンタップで専門家を呼び出して同社サービスの使い方のレクチャーを受けたり、“Google Play”のクレジットや“Google 検索”で探したホテルの優待など、さまざまなベネフィットを提供するという。同社はこれらのベネフィットを今後も充実させていくとしている。

 “Google One”は米国を皮切りに、数カ月をかけてグローバル展開されていく予定。日本への展開をいち早く知りたい場合は、公式サイトでメールを登録しておくとよいだろう。価格は100GBの場合で月額1.99米ドル、200GBの場合で月額2.99米ドル、2TBの場合で月額9.99米ドル。2TBより上のプランは、既存の“Googleドライブ”プランと同額になる。また、1TBプランは追加料金なしで2TBへアップグレードされる。

 なお、無料ユーザーや“G Suite”ユーザーにはこれまで通り“Googleドライブ”のサービスが提供されるとのこと。