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UWP製多機能Twitterクライアント「Aristea」が提供終了 ~ Twitter APIの変更を受け

Twitter社による不可解な凍結処分を受けた後も開発が継続されてきたがついに断念

「Aristea」

 UWP製のマルチアカウント・マルチカラム対応Twitterクライアント「Aristea」が、17日に新規ダウンロード提供を終了した。同アプリはTwitter社による不可解な凍結処分を受けた後も開発が継続されてきたが、“User Streams API”の廃止日が正式にアナウンスされたことを受け、提供終了の意志を固めたようだ。

 「Aristea」の開発者によると、今回のAPI変更により“UserStream”を利用したタイムラインの取得が行えなくなる。ホームタイムラインの取得は依然可能だが、15分間で15回と大幅に制限されてしまう。また、プッシュ通知は現在のサーバー維持費に加え、ユーザー当たり毎月12米ドルほどの追加費用が必要となるとのこと。そのため、APIが変更される8月16日以降は提供が困難となる。

 なお、“Microsoft Store”での新規ダウンロードは終了するが、すでにダウンロードして利用している場合はそのまま利用し続けることが可能。また、アプリ購入代の返金を希望する場合は、30日以内であればMicrosoftから払い戻しを受けることが可能。Microsoftのサポートページを参照の上、手続きをするよう呼び掛けている。