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「Minecraft」v1.4が公開 ~イルカや海底遺跡などを追加した“海のアップデート”

教育向けバージョンに搭載されていた化学機能が利用できるようになった点にも注目

「Minecraft」の“Update Aquatic”(同社ブログより引用)

 米Microsoft傘下のMojangは16日(現地時間)、サンドボックスゲーム「Minecraft」(マイクラ、マインクラフト)の最新版v1.4を公開した。本バージョンは“Update Aquatic”と呼ばれる一連のアップデートの第1弾。海に関するコンテンツの充実が図られた。なお、開発上の事情でv1.3はスキップされている。

 “Update Aquatic”ではイルカやタラ、サケ、フグといった海洋生物が数多く追加。海のバリエーションが拡充され、凍った海には氷山が、海底には難破船や海底遺跡が生成されるようになった。また、海底遺跡では地図を頼りに埋められた宝を探すことも可能。新しい武器“トライデント”をはじめ、海に関する新しいアイテムも数多く追加されている。

 そのほかにも、教育向けバージョン「Minecraft: Education Edition」に搭載されていた化学機能が利用できるようになったのも注目すべき変更点。「Minecraft」の世界で化学実験や合成、成分の調査などを楽しむことができる。

 化学機能を利用するには、ワールドの設定画面でチート機能をONにし、[Education Edition]オプションを有効化すればよい。ただし、メモリを大量に消費するため、デスクトップPCでの利用が推奨されているので注意したい。

“Update Aquatic”と呼ばれる一連のアップデートの第一弾
教育向けバージョン「Minecraft: Education Edition」に搭載されていた化学機能が利用できるように

 「Minecraft」は、ブロックで構築された世界で自由に冒険や生活を楽しめる箱庭(サンドボックス)ゲーム。最近では教育への活用も期待されている。“Bedrock Edition”と呼ばれているマルチプラットフォームプレイ対応版はWindows 10、Xbox One、iOS、Androidなどで利用可能。Windows 10版向け「Minecraft for Windows 10」は3,150円(税込み)で“Microsoft Store”から購入できる。

ソフトウェア情報

「Minecraft for Windows 10」
【著作権者】
Microsoft Corporation and Mojang
【対応OS】
Windows 10
【ソフト種別】
ダウンロード販売 3,150円(税込み)
【バージョン】
1.4.5.0(18/05/16)