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「Thunderbird」に添付ファイルの削除でメッセージが破壊される不具合、修正版が公開

v52.9.0は公開中止、v52.9.1への更新を

「Thunderbird」v52.9.1

 Mozillaは7月10日(米国時間)、メールソフト「Thunderbird」の最新安定版v52.9.1を公開した。本バージョンは、先日リリースのv52.9.0で発見された不具合を修正した差し替え版となっている。

 「Thunderbird」v52.9.0には、添付ファイルを取り除くと特定の状況下でメッセージが破壊される不具合があり、公開が中止されていた。なお、この不具合はv52.9.0でしか発生しないとのこと。v52.9.0/52.9.1では“EFAIL”脆弱性への対策をはじめとするセキュリティ修正が含まれており、なるべく早いアップデートが望まれる。

 「Thunderbird」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows XP/Server 2003以降に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。すでに利用している場合は、自動更新機能を用いてアップデートすることも可能だ。