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「Internet Explorer 10」のサポートは2020年1月14日で終了

「Windows Embedded Standard 2009」「Windows Embedded POSReady 2009」も終了

同社のサポートページ

 米Microsoftは1月28日(現地時間、以下同)、「Internet Explorer 10」のサポートを2020年1月14日で終了することを発表した。2020年1月31日までに「Internet Explorer 11」への移行を済ませる必要がある。

 「IE 10」は現在、「Windows Server 2012」および「Windows Embedded 8 Standard」でサポートされているが、2020年1月14日以降、セキュリティ関連を含む更新プログラムの提供、無料ないし有料のサポート、およびオンラインドキュメントの更新は行われなくなる。

 同社は「IE 10」に代わり、「Windows Server 2012」および「Windows Embedded 8 Standard」へ「IE 11」を提供し、導入のテストと移行を支援する考えだ。また、「Microsoft Edge」が「Chromium」ベースになれば、これらの環境にも「Microsoft Edge」が提供されるものと思われる。

 そのほかにも、「Windows Embedded Standard 2009」のサポートが2019年1月10日に、「Windows Embedded POSReady 2009」のサポートが2019年4月9日に終了することも併せて通知されているので注意。同社は「Windows 10 IoT Enterprise」または「Windows 10 Pro」への移行を推奨している。