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Oracle、「Java SE 12.0.1」「Java SE 8 Update 211」を公開 ~新元号“令和”に対応

5件の脆弱性を修正、いずれもリモートから悪用が可能

「Java SE 8 Update 211」

 米Oracleは4月16日(現地時間)、「Java Platform, Standard Edition(Java SE)」の最新版「Java SE 12.0.1」を公開した。旧バージョンの「Java 11」や「Java 8」にもアップデートが提供されており、現在「Java SE 11.0.3」「Java SE 8 Update 211」「Java SE 8 Update 212」が“Oracle Technology Network”からダウンロード可能。

 今回のアップデートは四半期ごとに実施されるOracle製品の定例セキュリティアップデート(CPU)の一環。「Java SE」では新たに発見された5件の脆弱性が修正された。いずれも認証なしでリモートから悪用が可能で、早急な対策が必要だ。“CVSS 3.0”のベーススコアは、最大で“9.0”となっている。ちなみに、次回のCPUは2019年7月16日にリリースされる予定。

 なお、今回のアップデートでは新元号“令和”への対応も行われているとのこと。プレースホルダーでテストをしていた開発者は注意したい。

編集部追記: 4月16日より、「Oracle Java」のライセンスが変更され、個人利用・開発目的以外は無償利用できなくなっている。詳しくは以下の記事を参照のこと。