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Mozilla、「Firefox」v66.0.5を公開(5月14日追記)

引き続きアドオンが利用不能になる問題への対応を実施、「Firefox」v52~56の問題を修正する拡張機能も公開

公式ブログ“Mozilla Add-ons Blog”

 Mozillaは5月7日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新安定版v66.0.5を公開した。現在、MozillaのWebサイトからダウンロード可能。インストール済みの場合は、ツールバー右端のメニューボタンから[ヘルプ]-[Firefox について]メニューへアクセスし、バージョン情報ダイアログを開くと最新版へ更新できる。

 今回のアップデートはv66.0.4に引き続き、中間証明書の有効期限切れが原因でアドオンが利用不能になった問題への対処が行われた。v66.0.4を適用した後もマスターパスワードを設定した環境でアドオンが復旧できない問題があったが、これが解決されている。

 Mozillaによると、企業向けの長期サポート版「Firefox ESR」に対しても、同じ内容の修正が明日にも行われるとのこと。また、古いバージョンの「Firefox」についても対応を進めているという。

 デスクトップ向け「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 7/8/10に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

5月9日編集部追記: Mozillaは5月8日(米国時間)、デスクトップ版と同様の修正を施した「Firefox ESR」v60.6.3およびAndroid版「Firefox」v66.0.5を公開したことを発表した。

5月14日編集部追記: Mozillaは5月13日(米国時間)、「Firefox」v52~56で上記の問題を修正する拡張機能「Disabled Add-on Fix for Firefox 52 - 56」を公開した。