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「Firefox」v67.0.2が公開 ~「macOS 10.15 Catalina」でクラッシュする問題などを修正(6月13日追記)

1件の脆弱性を修正

「Firefox」v67.0.2

 Mozillaは6月11日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新安定版v67.0.2を公開した。今回のアップデートは、不具合への対応が主。脆弱性の修正はアナウンスされていない。

 v67.0.2では「macOS 10.15 Catalina」で「Firefox」がクラッシュする問題や、セッションストアの信頼性とパフォーマンスを著しく低下させる可能性のあるコンソールのJavaScriptエラー、「Firefox 67」へアップグレードした後プロキシ認証ダイアログボックスが繰り返し表示される不具合などが修正された。

 また、特定条件下でホームページの設定(about:preferences#home)が失われる問題や、一部サイトにおける互換性・パフォーマンス低下の問題なども解決されている。

 「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 7/8/10に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。すでにインストール済みの場合は、ツールバー右端のメニューボタンから[ヘルプ]-[Firefox について]メニューへアクセスし、バージョン情報ダイアログを開くと最新版へアップデートできる。

6月13日編集部追記: 本バージョンでは脆弱性の修正も行われていることが発表された。それによると、修正された脆弱性はCVE番号ベースで1件。深刻度はMozillaの基準で4段階中上から3番目の“Moderate”となっている。