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一部Mac環境で「Windows 10 May 2019 Update」への更新をブロック ～Microsoftが発表
古い「Boot Camp」ドライバーとの間に互換性問題
2019年7月3日 15:33
米Microsoftは7月2日（現地時間）、一部のMac環境に対する「Windows 10 May 2019 Update（バージョン 1903）」のアップグレードをブロックしたと発表した。ドライバーとの間で互換性の問題があるという。
Macには「Boot Camp」と呼ばれるユーティリティが付属しており、WindowsをインストールしてMacと切り替えることが可能。しかし、古い「Boot Camp」ドライバーは「May 2019 Update」と互換性がなく、不具合を引き起こすことがある。
同社が公開したサポート文書によると、問題となるドライバーはタイムスタンプが“September 24, 2011 01:57:09”もしくはそれ以前となっている「Mac HAL Driver」（MacHALDriver.sys）。2012年前に発売されたMacや、それ以降に発売されたものの「Boot Camp」が更新されていなかったり、古い「Windows サポートソフトウェア」が搭載されたMacでは、アップグレード時に警告が表示され、処理が中断されることがある。
同社によると、「Boot Camp」の「Windows サポートソフトウェア」を更新することで問題が解決される可能性があるとのこと。現在、解決策を検討中で、7月下旬の修正を見込んでいる。