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Mozilla、「Firefox 68.0.1」を公開 ~不具合の修正を中心としたメンテナンス更新

macOS版バイナリがNotarizeされ「macOS 10.15 Catalina」でも動作可能に

「Firefox」v68.0.1

 Mozillaは7月18日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新安定版v68.0.1を公開した。本バージョンは、不具合の修正を中心としたメンテナンスアップデート。脆弱性の修正は案内されていない。

 今回のアップデートでは、“HBO GO”でビデオを全画面表示視聴する際にフルスクリーンボタンが消えてしまう問題や、Webサイトが“Storage Access API”の利用をリクエストするとロケールによっては誤ったメッセージが表示される問題が修正された。一部のロケールで内蔵の検索エンジンが正常に機能しない問題も解決されている。

 また、macOS版バイナリがAppleの公証サービス(notary service)で署名された。これにより現在ベータテスト中の「macOS 10.15 Catalina」でも動作するようになっているという。

 デスクトップ向け「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 7/8/10に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。インストール済みの場合は、ツールバー右端のメニューボタンから[ヘルプ]-[Firefox について]メニューへアクセスし、バージョン情報ダイアログを開くと最新版へ更新可能。