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「PowerShell ISE」がOS標準からオプション機能に~「Windows 10 20H1」Build 19037

Fast/Slowリングで公開

Microsoft、「Windows 10 Insider Preview」Build 19037(20H1)を“Fast”リングおよび“Slow”リングでリリース

 米Microsoftは12月6日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」Build 19037(20H1)を“Windows Insider Program”の“Fast”リングおよび“Slow”リングに参加するユーザーに対して公開した。“Windows Update”を介して配信される。

 Build 19037では、「Windows PowerShell ISE」がOSのオプション機能(Feature on Demand)となった。「PowerShell ISE」はPowerShellスクリプトを編集・実行するためのOS標準アプリだが、同社はPowerShellのデフォルトエディターを「Visual Studio Code」へ移行する計画を進めていた。

 それ以外の変更は、不具合の修正が中心。新機能の追加はない。

 なお、同社は近いうちに「Windows 10 20H1」の後継バージョンを“Fast”リングのユーザーに配信する計画だ。新機能の追加が優先され、その分動作の安定性が低下することが予想されるため、「Windows 10 20H1」を継続利用したい場合は、Insiderビルドの受け取りを“Slow”リングへ切り替えておいた方がよいだろう。