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「TeamViewer」を「Microsoft Teams」に統合 ~専用アプリが利用可能に

30日間の試用ライセンスが自動で提供される

「TeamViewer」を「Microsoft Teams」に統合

 リモートデスクトップ操作ソフト「TeamViewer」を販売するTeamViewer ジャパン(株)は9月4日、「Microsoft Teams」から「TeamViewer」のリモート接続サポートと拡張現実(AR)ソリューションを起動して利用できるようになったと発表した。「TeamViewer」のアプリを「Teams」のアプリストアから追加できる。

 今回発表された「TeamViewer」アプリは、「Teams」のデスクトップアプリ(Windows/Mac/Linux)、Webインターフェイス、およびモバイルアプリ(iOS/Android)で利用可能。タブ機能とボット機能がサポートされており、「Teams」のチャンネルやグループチャット画面のタブとして追加できる。

タブ機能とボット機能がサポートされており、「Teams」のチャンネルやグループチャット画面のタブとして追加できる

 「TeamViewer」のアカウントでログインすれば、チームメンバーにリモート操作やAR接続のための招待状を送れるようになるほか、「Teams」上でアクセス可能な「TeamViewer」のデバイスグループを管理したり、チームメンバーにデバイスを共有可能。個人用のタブでは、すべてのアクティブなセッションや接続の履歴を表示したり、ダッシュボードにアクセスできる。使い慣れた「Teams」から離れることなく「TeamViewer」のポテンシャルを引き出せるのが魅力だ。

 なお、「TeamViewer」の「Teams」統合機能を利用するには、対応する「TeamViewer」ライセンスが必要。ライセンスがない場合は、30日間の試用ライセンスが自動で有効化される。

ソフトウェア情報

「TeamViewer」Microsoft Teamsアプリ
【著作権者】
TeamViewer GmbH
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(別途ライセンスが必要。試用版あり)
【バージョン】
1.0.4(20/08/28)