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職場や学校の共有フォルダーを自分の「OneDrive」に追加する機能が一般リリース

共有コンテンツを自分の「OneDrive」に集約。「エクスプローラー」との同期も可能

「OneDrive」の[ファイルにショートカットを追加]機能(Add to OneDrive)

 米Microsoftは12月2日(現地時間)、「OneDrive」の[ファイルにショートカットを追加]機能(Add to OneDrive)を一般公開したと発表した。職場や学校の「OneDrive」共有フォルダーを自分の「OneDrive」に追加し、あたかも自分のファイルのように扱える。「Microsoft Teams」や「SharePoint」の共有ライブラリも自分の「OneDrive」に加えることが可能だ。

 この機能を利用するには、まず「OneDrive」の[共有]セクションにあるフォルダーを選ぶ。すると、上部のコマンドバーに[ファイルにショートカットを追加]というボタンが現れるので、それをクリックしよう。[自分のファイル]ビューに共有フォルダーが追加される。

 この機能は共有コンテンツを「OneDrive」に集約できるだけでなく、他の「OneDrive」ファイルと同じように扱えるのがポイントだ。「エクスプローラー」(Windows)や「Finder」(Mac)でファイルを同期(ローカルに自動ダウンロード)したり、「OneDrive」モバイルアプリなどからも見えるようになる。コメントやアクティビティ、通知にも対応する。ポリシーやコンプライアンス、セキュリティ設定は、共有元で設定したものが尊重されるという。

ローカルの「エクスプローラー」と同期された共有フォルダ―のショートカット