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Microsoft、Windows 10の更新プログラムを緊急リリース ~印刷トラブルに対処【16:20追記】

オプションの更新プログラムとしてWindows Updateで配信

“Windows message center”におけるアナウンス

 米Microsoftは3月15日(現地時間)、Windows 10向けの更新プログラムを定例外で公開した。今月のセキュリティ更新プログラムが原因で、特定のプリンターを使用した際にブルースクリーン(BSoD)エラーが発生する問題に対処したものだ。

 米国時間9日にリリースされた2021年3月の月例更新プログラムには問題があり、特定のType 3プリンタードライバーを使用するデバイスで印刷を行うと、“APC_INDEX_MISMATCH”というブルースクリーンエラーが発生することがある。京セラドキュメントソリューションズ製のプリンターを中心に、トラブルが多数報告されている。

 今回リリースされたパッチは、以下の通り。いずれもオプションの更新プログラムとして“Microsoft Update カタログ”で提供されている。必須ではないので、問題が発生していなければ適用する必要はない。編集部ではまだ確認できていないが、“Windows Update”経由でもダウンロードとインストールが可能なようだ。

3月16日16:20編集部追記: 16:10現在、編集部の「Windows 10 バージョン 20H2」環境でBSoDの問題に対処した「KB5001567」を、“Windows Update”経由でダウンロード・インストール可能なことを確認した。

“Windows Update”経由で「KB5001567」のダウンロード・インストールが可能
  • Windows 10バージョン 20H2/Windows Serverバージョン 20H2(KB5001567
  • Windows 10バージョン 2004/Windows Serverバージョン 2004(KB5001567
  • Windows 10バージョン 1909/Windows Serverバージョン 1909(KB5001566
  • Windows 10バージョン 1809/Windows Server 2019(KB5001568
  • Windows 10バージョン 1803(KB5001565