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「Microsoft Build of OpenJDK」が一般公開 ~無償で「Java」の長期サポートを提供

Windows(x64)/Mac/Linux対応、運用環境で利用できる「Java 11」バイナリ

Microsoft、「Microsoft Build of OpenJDK」を一般公開

 米Microsoftは5月25日(現地時間)、「OpenJDK」の自社ビルド「Microsoft Build of OpenJDK」を一般公開した。現在、公式サイト(www.microsoft.com/openjdk)から運用環境でも使用できるバイナリがダウンロード可能。

 「Microsoft Build of OpenJDK」は、「Java SE Platform」の無償かつオープンソースなリファレンス実装「OpenJDK」を元に構築された無償の長期サポート(LTS)ディストリビューション。今年4月からプレビュー公開されていた。

 ライセンスは、クラスパス例外付きの「GNU General Public License 2.0」(GPLv2+CE)。対応プラットフォームはデスクトップおよびサーバー向けのWindows(x64)、macOS、Linuxで、「OpenJDK 11.0.11」をベースにした「Java 11」バイナリが利用可能だ。「Java 11」は少なくとも2024年までサポートされる。