ニュース

2022年1月セキュリティパッチでWindows Serverが勝手に再起動

Microsoftが現在、原因を調査中

同社のドキュメントページ

 米Microsoftは1月13日(現地時間)、ドメインコントローラー(DC)として動作しているWindows Serverが予期せず再起動する現象が発生していることを明らかにした。2022年1月の月例セキュリティアップデートが原因であるという。

 この問題が影響するプラットフォームは、以下の通り。クライアントOSには影響しない。

  • Windows Server 2022
  • Windows Server バージョン 20H2
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2012

 Windows Server 2016以降の場合、ESAE(Enhanced Security Admin Environment)やPIM(Privileged Identity Management)でシャドウプリンシパルを利用しているDC環境では、とくにこの問題の影響を受ける可能性が高くなるという。

 同社は現在、問題を調査中。詳細が判明し次第、情報を提供するとしている。

 この問題のほかにも、2022年1月の月例セキュリティアップデートでは一部環境でVPNに接続できない問題が確認されている。