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Microsoft、Windows向けパッチを緊急公開 ~2022年1月パッチに起因する問題を修正

VPN接続の問題やドメインコントローラーが勝手に再起動してしまう不具合を解決

Microsoft、「KB5010795」などを定例外でリリース

 米Microsoftは1月17日(現地時間)、Windows向けの更新プログラムを定例外で公開した。2022年1月の月例セキュリティアップデートが原因で引き起こされていたVPN接続の問題、Windows Serverのドメインコントローラーが勝手に再起動してしまう不具合、仮想マシンの起動に失敗する現象、ReFS形式のリムーバブルメディアがマウントできない問題などに対処したものだ。

 以下のパッチは、オプションの更新プログラムとして「Windows Update」で配信される。必須のパッチではないため、適用を完了するには「Windows Update」の画面を開き、手動でダウンロード・インストールを行う必要がある。

  • Windows 11 バージョン 21H1(original release):KB5010795
  • Windows Server 2022:KB5010796
  • Windows 10 バージョン 21H2:KB5010793
  • Windows 10 バージョン 21H1:KB5010793
  • Windows 10 バージョン 20H2、Windows Server バージョン 20H2:KB5010793
  • Windows 10 バージョン 20H1、Windows Server バージョン 20H1:KB5010793
  • Windows 10 バージョン 1909、Windows Server バージョン 1909:KB5010792
  • Windows 10 バージョン 1607、Windows Server 2016:KB5010790
  • Windows 10 バージョン 1507:KB5010789
  • Windows 7 SP1:KB5010798
  • Windows Server 2008 SP2:KB5010799

 また、以下のパッチは「Microsoft Update カタログ」でのみの提供となる。