NEWS(12/01/27 16:14)

“Google Sync”がアップデート、Windows Phone 7.5で複数カレンダーが同期可能に

メールの検索機能も強化

“Google Sync”のWebサイト“Google Sync”のWebサイト

 米Google Inc.は27日(日本時間)、携帯端末向けのメール・連絡先・予定表データ同期サービス“Google Sync”をアップデートし、Windows Phone端末(Windows Phone 7.5以降)向けにいくつかの新機能を追加したと発表した。

 “Google Sync”を利用すれば、“Microsoft Exchange”プロトコルを利用して、モバイル端末と“Gmail”のメールや、“Google カレンダー”のスケジュールといったデータを同期できる。Windows MobileやiOSなどで利用できるほか、Windows Phoneでも簡単にセットアップ可能。

 新しい“Google Sync”では、Windows Phone端末標準のカレンダーアプリで、“Google カレンダー”の複数カレンダーを同期できるようになっている。これまではデフォルトのカレンダーしか同期できなかった。

 複数カレンダーの同期をセットアップするには、まずWindows Phone 7.5端末で[設定]-[メール&アカウント]を開き、“Google”のアカウントを追加する。次に端末のWebブラウザーで“Google Sync”のWebサイト(“http://m.google.com/sync”)へアクセスしよう。

 すると“未対応の端末です”というWebページが現れるので、“言語を変更”というリンクをクリックし、表示言語を“English(US)”へ変更する。続いて、案内に従ってGoogleのアカウントへログインし、“Manage devices”画面の端末リストから“Windows Phone”を選択する。あとは、カレンダーの一覧から同期したいカレンダーにチェックを入れて[Save]ボタンを押せばよい。なお、同期可能なカレンダーの数は25個までとなっている。

1. “m.google.com/sync”へ端末のWebブラウザーでアクセス1. “m.google.com/sync”へ端末のWebブラウザーでアクセス

2. 表示言語を“English(US)”へ変更2. 表示言語を“English(US)”へ変更

3. “Google Sync”のWebサイトが表示される3. “Google Sync”のWebサイトが表示される

4. Googleのアカウントへログイン4. Googleのアカウントへログイン

5. “Manage devices”画面の端末リストから“Windows Phone”を選択5. “Manage devices”画面の端末リストから“Windows Phone”を選択

6. 同期したいカレンダーにチェックを入れる6. 同期したいカレンダーにチェックを入れる

 そのほか、メールを検索する際に、端末にダウンロードされていないメールをサーバーから検索できるようになった。

(柳 英俊)