家計簿サービス“Zaim”のWindows ストアアプリ版が公開。Windows Phoneでも利用可能

ユニバーサルアプリとして開発された「家計簿 Zaim」（同社ブログより引用）

　（株）Zaimは25日、家計簿サービス“Zaim”のWindows ストアアプリ版「家計簿 Zaim」を公開した。本アプリはユニバーサルアプリとして開発されており、Windows Phoneでも利用可能だ。

　「家計簿 Zaim」は、無料オンライン家計簿サービス“Zaim”のクライアントアプリ。銀行口座やクレジットカードの明細を自動取得して資産管理に役立てられる“金融機関連携”機能、データを見やすくグラフ表示して収支の内訳を分析できる機能、電卓機能など、iOS/Android版アプリで人気を博している機能がWindows タブレットやWindows Phoneでも利用できるようになる。

　ただし、本サービスの最大の特長の一つであるカメラ撮影によるレシートの自動読み取り機能には、今のところ残念ながら対応していない。しかし、これも今夏のWindows 10の公開に合わせて公開されるバージョンではサポートされるとのこと。そのほかにも英語のサポート（現在は日本語版のみ）や、世界155通貨に対応した通貨レート変換機能の搭載といった改善が予定されているという。

　また、Windows ストアアプリ版ならではの機能として、タスク管理ツール「Wunderlist」との連携がサポートされる。「Zaim」に登録した品目から「Wunderlist」の買い物を作るといったことが可能で、消耗品など定期的に補充が必要なものを登録するのに便利な繰り返し入力にも対応している。

　Windows ストアアプリ版「家計簿 Zaim」はx86/x64環境に対応しており、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。現在、“Windows ストア”から無償でダウンロード可能。ARM環境では動作しないので注意したい。Windows Phone版はWindows Phone 8.1に対応しており、“Windows Phone アプリ + ゲームストア”からダウンロードできる。