NEWS（09/08/28　19:47）

　マイクロソフト（株）は28日、同社の運営するポータルサイト“MSN”の各種サービスをWebブラウザー上からすばやく利用できるツールバー「MSN ツールバー」の最新版v4.0.205.2を公開した。Windows XP/Vista上のIEおよび「Firefox」に対応するフリーソフトで、現在“MSN”からダウンロードできる。

　「MSN ツールバー」は、“MSN”の各種サービスをIEや「Firefox」のツールバー上から利用できるアドオン。最新版では、ユーザーインターフェイスが一新され、“Windows Live”との連携機能が追加されるなど全く新しいソフトに生まれ変わっている。

　デザインは、全体的に光沢のあるガラス風の外観になっており、同社の検索エンジン“Bing”の検索欄と、ニュースやビデオといった“MSN”の各種サービスのボタンなどが並んでいる。各種ボタンにマウスカーソルを重ねるとモヤモヤと揺らめくのが美しい。

　サービスのボタンをクリックするとポップアップ画面が表示され、各サービスの新着記事などをチェックできる仕組み。ポップアップ画面の右側には各サービス内の細かなジャンルが表示されており、クリックすることでジャンルを切り替えられる。また、現在の天気と気温を表示したボタンを押すと、大きなイラストで表された現在の天気と5日分の天気予報を表示可能。

　斜め左上を向いた矢印アイコンの［反転］ボタンを押すと“MSN”のボタンが切り替わり、“Windows Live”との連携機能が利用できるようになる。たとえば、［Hotmail］ボタンには“Windows Live Hotmail”の新着メール数が表示されており、クリックすると新着メールのタイトルをポップアップ画面に表示可能。また、現在見ているWebページのURLを“Windows Live Hotmail”のメール送信画面に送ったり、「Windows Live Messenger」を使って“知り合い”へ送信する機能も備える。