NEWS（09/10/27　15:43）

　ホットキーでパソコンの画面を左右90度または上下180度に回転表示できるソフト「RotateDisp」の最新版v0.4が公開された。最新版の主な変更点は、マウスカーソルをマウスの動きと反対方向に動かすソフト「さかさまうす」と連携することで、画面の回転に合わせてマウスの動きを制御できるようになったこと。

　「RotateDisp」は、ノートパソコンを使って対面にいる相手にプレゼンテーションを行う際に、PCの画面を上下180度回転して相手に見やすくできる。しかし、操作する側から見るとマウスカーソルの動きがマウスやタッチパッドと逆になってしまうため、操作が混乱しがちだった。

　そこで今回「さかさまうす」の機能を利用し、画面を180度回転させても操作する側から見たマウスやタッチパッドの動きと連動するように、マウスカーソルの動きを自動で変更できるようになった。

　「RotateDisp」と「さかさまうす」を連携させるの簡単で、「さかさまうす」のインストールフォルダにある“sakasa.dll”を、「RotateDisp」のインストールフォルダへコピーするだけ。“sakasa.dll”のコピー後は、「RotateDisp」で画面を回転させると、それに合わせてマウスの動きが切り替わる仕組み。

　「RotateDisp」はWindowsに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作確認した。現在、作者のWebサイトからダウンロードできる。