NEWS（10/11/08　14:29）

　米Google Inc.は4日（現地時間）、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となるv7.0.517.44を公開した。

　今回の主な変更点は、4段階中上から2番目の“High”と判定された10件の脆弱性が修正されたこと。そのうち、Windows環境で影響のあるものは9件となっている。また本バージョンでは、同梱されている「Adobe Flash Player」プラグインのバージョンもv10.1.103.19へと更新された。

　本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされる仕組み。また、バージョン情報画面から［今すぐアップデート］ボタンを押すことで手動アップデートすることも可能。

　また、IEを「Google Chrome」相当へ強化できるプラグイン「Google Chrome Frame」についても同じ内容の最新版が公開されている。