NEWS(10/12/14 13:24)

全5件の脆弱性を修正した「Google Chrome」v8.0.552.224が公開

Windows環境に影響するものは4件で、深刻度“High”1件を含む

 米Google Inc.は13日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となるv8.0.552.224を公開した。

 今回の主な変更点は、5件の脆弱性が修正されたこと。そのうち1件は64bit版のLinux環境にのみ影響し、深刻度は4段階中上から2番目の“High”と判定されている。残り4件はWindows環境にも影響し、深刻度が“High”と判定された深刻なものも1件含まれている。そのほか、安定性を改善するための修正が多数施された。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされる仕組み。また、バージョン情報画面から[今すぐアップデート]ボタンを押すことで手動アップデートすることも可能。

【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
8.0.552.224(10/12/13)

(柳 英俊)