NEWS(10/12/15 15:05)

有志の製作した中高生向けのゲーム制作情報誌“がまぐ!”創刊号が無償公開

これからゲームを制作しようとする人に必要な情報を提供する電子書籍

“がまぐ!”創刊号“がまぐ!”創刊号

 117Florian氏を編集長とする有志は14日、中高生向けのゲーム制作情報誌“がまぐ!”の創刊号を公開した。現在、“がまぐ!”の公式サイトからPDF形式の電子書籍として無償でダウンロードできるほか、“Google ドキュメント”を利用してWebブラウザー上で読むことも可能。

 “がまぐ!”は中高生をメインターゲットに、これからゲームを制作しようとする人に必要な情報を提供する雑誌。ページ数は200ページにおよび、執筆者には「音楽マインスイーパ」の開発者でゲーム制作者コミュニティ“Kawaz”を主催するGeekdrums氏など、現役でゲームを制作している人が名を連ねている。

 内容は、パソコンでゲームが動く仕組みの解説を始め、JavaとSwingを使ったプログラミングやC#とXNAを使ったプログラミングを始めるための初歩、キャラクターの作り方やゲームデザインの基礎といった記事が掲載されている。

 また、サンプルゲームのソースコードも掲載されており、ゲームに使用する画像などは公式サイトからダウンロード可能。ただし、ソースコードはあえてコピーできないようになっており、キーボードで打ち込んで使用することが推奨されている。

ゲームデザインの基礎を解説した記事ゲームデザインの基礎を解説した記事

サンプルゲームのソースコードも掲載サンプルゲームのソースコードも掲載

 そのほか、自作ゲームのソースコードの投稿や紹介してほしいゲームの自薦も受け付けているとのこと。投稿の既定に関しては“がまぐ!”内の記述を参考にしてほしい。

(長谷川 正太郎)