NEWS(11/03/14 13:52)

「Google Chrome」v10.0.648.133が公開、脆弱性を1件修正

CSSを処理する際にメモリ破壊が起こる脆弱性

 米Google Inc.は11日(現地時間)、同社製のWebブラウザー「Google Chrome」の最新安定版v10.0.648.133を公開した。

 本バージョンでは、CSSを処理する際にメモリ破壊が起こるという脆弱性が修正されている。深刻度は4段階中上から2番目の“High”と判定されており、本脆弱性を発見したVincenzo Iozzo氏、Ralf Philipp Weinmann氏およびWillem Pinckaers氏に対して1,337米ドルの賞金が贈られている。

 本ソフトはWindows XP/Vista/7などに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされる仕組み。また、バージョン情報画面から[今すぐアップデート]ボタンを押すことで手動アップデートすることも可能。

 また、IEを「Google Chrome」相当へ強化できるプラグイン「Google Chrome Frame」についても同じ内容の最新版が公開されている。

【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
10.0.648.133(11/03/11)

(柳 英俊)