NEWS（11/08/18　18:09）

　Mozillaは16日、メールソフト「Thunderbird」の最新正式版v6.0を公開した。最新版の主な変更点は、Windows 7のジャンプリストに対応し、ジャンプリストから新規メールの作成画面やアドレス帳を直接呼び出せるようになったこと。

　また、「Outlook」からメールをインポートする際に発生していたいくつかの問題が修正された。さらに、ユーザーインターフェイスの改良や多くの不具合の修正も施されている。

　そのほか、同社の基準で深刻度がもっとも高い“最高”に分類された脆弱性4件と2番目に高い“高”に分類された脆弱性1件も修正されている。

　なお、高速リリースサイクル移行前の旧バージョンとなる「Thunderbird」v3.1シリーズも、深刻度が“最高”に分類された脆弱性を修正した最新版v3.1.12が公開されている。

　「Thunderbird」v6.0は、Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。