NEWS（11/11/17　15:25）

　Mozillaは16日、メールソフト「Thunderbird」の次期バージョンとなるv9.0のベータ版を公開した。本バージョンでの主な変更点は、「Thunderbird」の今後のバージョンを改善するために、ユーザーが「Thunderbird」のメモリ消費量や応答速度といったパフォーマンスデータをMozillaへ送信するオプトインの仕組みを追加したこと。

　「Thunderbird」の初回起動時に、画面下部へパフォーマンスデータを送信するかどうかの選択肢が表示される。また、オプション画面の“詳細”項目にある［一般］タブの“パフォーマンス情報を送信する”チェックボックスで本機能をON/OFFすることも可能。そのほか、ユーザーインターフェイスの改良や、バックエンドの修正が行われている。

　本ソフトは、Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7および64bit版のVista/7などに対応するフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロードできる。