NEWS（11/12/22　18:05）

　RockMelt, Inc.は21日、「Chromium」をベースにSNSとの連携を強化したWebブラウザー「RockMelt」の最新版となるBeta 5を公開した。最新版の主な変更点は、アドレスバーの機能が拡張され“Social Omnibox”へと進化したこと。

　“Social Omnibox”は、URLの表示・入力やWeb検索ができるほか、入力したテキストでFacebookの友達をインクリメンタル検索することが可能。検索された友達はポップアップリスト上に表示され、プロフィールページを表示するほか、ウォールへ書き込んだり、ダイレクトメッセージを送信するといった操作も可能。

　さらに、Webページ上の選択テキストを右クリックメニューからすばやくFacebookやTwitterなどへ投稿する機能も追加された。テキストを投稿する際はWebページのURLが付加されるほか、ダイアログ上で投稿先のサービスを選択したり、位置情報を付加可能。また、Facebookへ投稿する際はWebページ上の画像を添付したり、本文の一部を付加することもできる。

　加えて、新規タブのデザインが新しくなり、友達のプロフィール画像とよく使うWebページのサムネイルが並ぶようになった。友達のプロフィール画像はマウスカーソルが重なると名前に切り替わり、クリックすることでプロフィールページへ移動可能。また、“Recently Closed”リンクからのポップアップで最近閉じたWebページを開くこともできる。

　そのほか、RSSや拡張機能のボタンを表示するサイドバー“App Edge”の表示領域を拡張したり、スクロールすることが可能になった。また、利用できるRSSや拡張機能を集約した“App Center”を表示する機能も追加された。“App Center”では、RSSや拡張機能をクリックするだけで“App Edge”へ追加することが可能。

　本ソフトは、Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。