NEWS（12/07/23　16:04）

　米Evernote Corporationは20日（現地時間）、表示しているWebページを手軽に“Evernote”へクリップできる「Safari」用の拡張機能「Evernote Web Clipper」の最新版v5.6を公開した。最新版の主な変更点は、“スマートファイリング”や関連ノートの表示といった「Google Chrome」版に搭載されている機能を追加したこと。

　スマートファイリング機能では、Webページをクリップする際、保存済みノートの状況から、保存先の“ノートブック”や付加する“タグ”を自動で提案できる。もちろん提案されたノートブックやタグをあとから変更することも可能。また、関連ノートの表示機能では、クリップが完了すると表示されるポップアップ上に、保存済みノートのなかからクリップしたページと関連すると思われるものを表示できる。

　さらに、Webページをクリップする際に記事の本文を自動で検出・選択して保存する機能や、“Google”や“Yahoo! JAPAN”“Bing”などでWeb検索を行った際にEvernoteへ保存されたノートも同時に検索する機能も追加された。加えて、Webページを共有ノートへ保存できるようになっている。

　そのほか、スマートファイリング機能など各種機能のON/OFFを切り替えられるオプション画面が追加された。また、パフォーマンスと安定性も向上している。

　「Evernote Web Clipper」は、「Safari」に対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWinodws 7上の「Safari」v5.1.7で動作確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。