NEWS(12/08/09 14:14)

「Google Chrome」安定版v21.0.1180.75が公開、深刻度“High”の脆弱性2件を修正

ブラウザーがクラッシュする不具合やFlashプラグインに存在した不具合も修正される

「Google Chrome」v21.0.1180.75「Google Chrome」v21.0.1180.75

 米Google Inc.は8日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版v21.0.1180.75を公開した。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。また、Mac OS X/Linux版や「Chrome Frame」にも最新版が提供されており、同じく同社のWebサイトからダウンロード可能。

 本バージョンは不具合の修正が主となっており、強制終了を引き起こす問題などが修正されている。また、同梱の「Adobe Flash Player」プラグインがv11.3.31.225へアップデートされており、動画が正常に再生されない問題や、フルスクリーン再生の際に違うモニターで表示されたり、別のモニターでマウスをクリックするとフルスクリーン状態が解除されてしまう問題などが修正されている。

 また、内蔵のPDFビューワーで発見された2件の脆弱性が修正された。脆弱性の深刻度は、どちらも4段階中上から2番めの“High”と判定されている。アップデートを怠らないようにしたい。

「Google Chrome」安定版

【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
21.0.1180.75(12/08/08)

(柳 英俊)