NEWS(12/10/09 13:51)

深刻度“Critical”を含む5件の脆弱性を修正した「Google Chrome」v22.0.1229.92

オーディオデバイスの処理で競合状態が発生

 米Google Inc.は8日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版v22.0.1229.92を公開した。最新安定版の主な変更点は、同社の基準で深刻度が4段階中もっとも高い“Critical”に分類された脆弱性1件を含む全5件の脆弱性を修正したこと。

 深刻度“Critical”に分類された脆弱性の詳細は、オーディオデバイスの処理で競合状態が発生してしまうというもの。そのほかの脆弱性は、深刻度が4段階中2番目に高い“High”が1件、3番目に高い“Medium”が2件、最も低い“Low”が1件となっている。また、安定性を向上させるいくつかの修正も施された。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7などに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

【15:10追記】なお、同梱の「Adobe Flash Player」も最新版へ更新され、セキュリティなどが修正されている。

【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
22.0.1229.92(12/10/08)

(長谷川 正太郎)