スマフォで「GOM Player」や「PowerPoint」などを操作できる“GOM Remote”が公開

「GOM Remote」v1.0.0

　「GOM PLAYER」などを開発する（株）グレテックジャパンは17日、スマートフォンからパソコン上の「GOM Player」や「GOM Audio」「PowerPoint」を、Wi-Fi経由で操作できるシステム“GOM Remote”を無償公開した。

　Windowsにインストールするサーバー「GOM Tray」は、Windows XP/Vista/7/8に対応しており、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。また、iOS用のリモコンアプリ「GOM Remote」はiOS 4.3以降に対応しており、現在“App Store”からダウンロードできる。なお、Android版のアプリは近日公開される予定となっている。

　「GOM Remote」からパソコンへ接続するには、「GOM Tray」で表示できる独自の9桁の“認証キー”を利用するほか、IPアドレスを使うことも可能。接続時には「GOM Tray」が表示する4桁の“PINコード”をスマートフォン側に入力する仕組み。

「GOM Tray」に“PINコード”が表示される

「GOM Remote」に“PINコード”を入力

　接続が完了すると、「GOM Player」「GOM Audio」「PowerPoint」のいずれかを起動し、操作することが可能。たとえば、「GOM Player」では再生・停止・早送り・巻き戻しなどの基本的な操作のほか、PCのスクリーンショットを撮影してスマートフォンで表示したり、字幕のON/OFFや再生速度の変更などが可能。

PCのスクリーンショットを撮影してスマートフォンで表示

字幕のON/OFFや再生速度の変更などが可能

　また「GOM Audio」では、再生などの基本的な操作のほか、再生中のプレイリストやアルバムアートをスマートフォン上に表示することができる。そのほか、「PowerPoint」ではスライドを進める・戻すといった操作やスライドの自動送りのスタート・ストップが可能。

「GOM Audio」の操作画面

プレイリストを表示

アルバムアートを表示

「PowerPoint」の操作画面

独自のファイル選択ダイアログ

　いずれのソフトでも任意のファイルを開くことができ、ファイルを開く際には離れていても見やすいように大きな文字を使った独自のファイル選択ダイアログが表示される仕組み。