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Linotype、社名変更を記念して有料英字フォント8種を期間限定で無償化

計400ユーロのハイクオリティなフォントが4月3日まで無償でダウンロード可能

「Free Monotype Celebration Selection 1」
「Free Monotype Celebration Selection 2」

 数多くのフォントを販売している独Linotype GmbHは4日、社名をMonotype GmbHに変更したことを発表し、記念として有料販売していたOpenTypeフォント8種を期間限定で無償化した。無償化期間は4月3日までで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、フォントのダウンロードにはメールアドレスや住所などの登録が必要。

 無償化されたフォントは「Free Monotype Celebration Selection 1」と「Free Monotype Celebration Selection 2」の2パッケージに分けて公開されており、それぞれハイクオリティな4つのフォントが含まれている。各フォントは5台までのパソコンにインストール可能だ。各パッケージに含まれるフォントは以下の通り。

「Free Monotype Celebration Selection 1」

  • 「Akko Rounded Thin」
    角を丸めて女性らしい優しさを醸し出す細身のゴシック体
  • 「Gill Sans Bold Italic」
    力強い太字ゴシックのイタリック体
  • 「ITC Galliard Roman」
    スタンダードなローマン体
  • 「Neue Frutiger Heavy」
    角張った太字のゴシック体

「Free Monotype Celebration Selection 2」

  • 「ITC Officina Serif Medium」
    若干縦長できまじめな雰囲気のセリフ体
  • 「Neo Tech Black」
    極太で一部の角が丸まった現代的なデザインのフォント
  • 「Neue Haas Grotesk Thin」
    細字で優しい曲線が特長のゴシック体
  • 「Slate Light」
    細字でエレガントな印象のゴシック体

 なお、「Free Monotype Celebration Selection 1」の通常価格は193ユーロ、「Free Monotype Celebration Selection 2」の通常価格は207ユーロとなっている。

(長谷川 正太郎)