REVIEW(09/10/14)

WM端末向けの“Windows Live”クライアント「Windows Live for Windows phone」

“Windows Live”のメールやメッセンジャー機能、“つながり”の最新状況を閲覧可能

「Windows Live for Windows phone」v10.7.0057.0801「Windows Live for Windows phone」v10.7.0057.0801

複数の会話をタブで切り替えて管理できる“Windows Live メッセンジャー”機能複数の会話をタブで切り替えて管理できる“Windows Live メッセンジャー”機能

 「Windows Live for Windows phone」は、Windows Mobileが搭載されたスマートフォン端末で利用できる“Windows Live”の各種サービス用クライアントソフト。Windows Mobile 6.0以降に対応するフリーソフトで、同社のダウンロードセンターからダウンロードできる。

 本ソフトは、Windows Mobile搭載スマートフォン“Windows Phone”から、“Windows Live”の各種サービスを利用できるソフト。「Outlook」と連携して“Windows Live メール”とメール・連絡先を同期する機能や、同社が運営するWeb検索サービス“Bing”を利用できる検索ボックスなどを備えている。

 また、“Windows Live メッセンジャー”の機能も統合されている。ユーザーインターフェイスは大きめのアイコンとテキストで構成されており、指でも操作しやすい。また、会話画面はタブ切り替え式になっており、複数の会話を同時に管理可能。

 メッセンジャー機能では、絵文字つきのテキストメッセージのほか、ファイルや写真、さらにはボイスメッセージも手軽に送信できる。ボイスメッセージを送信するには、[Voice clip]ボタンを押す。すると進捗ゲージが現れ、マイクから音声を入力可能になる。なお、入力できる時間は進捗ゲージが最大になるまでの約10秒ほどで、留守番メッセージを残すような感覚で相手のPCや携帯端末へ音声メッセージを送ることができる。

絵文字つきのテキストメッセージのほか、ファイルや写真、さらにはボイスメッセージも手軽に送信可能絵文字つきのテキストメッセージのほか、ファイルや写真、さらにはボイスメッセージも手軽に送信可能絵文字つきのテキストメッセージのほか、ファイルや写真、さらにはボイスメッセージも手軽に送信可能

 そのほか、“Windows Live”のWebサイトを専用画面で利用可能。“Windows Live”上の“つながり”に関する更新情報や、“Windows Live フォト”にアップロードした画像を閲覧することができる。Windows Mobileの標準的な画面サイズに合わせた専用設計なので、Webブラウザーより見やすいのがうれしい。

“Windows Live”のWebサイトを専用画面で利用できる“Windows Live”のWebサイトを専用画面で利用できる“Windows Live”のWebサイトを専用画面で利用できる

【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows Mobile 6.0以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
10.7.0057.0801(09/09/17)

(柳 英俊)