レビュー

関係性やキャッチコピーも生成できる「ヒロイン・ジェネレーター2 青春学園編」

名前、所属、容姿、趣味など10項目以上をランダム生成。部分的な再生成も可能

「ヒロイン・ジェネレーター2 青春学園編」v1.0
名前の一括生成機能も搭載

 「ヒロイン・ジェネレーター2 青春学園編」は、恋愛アドベンチャーゲームなどのヒロインの設定をランダムに自動生成できるソフト。Windows XP/Vistaに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1での動作も確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本ソフトを利用すると、学園ものを想定したヒロインのキャラクター設定を作成可能。ゲームや小説などでヒロインが必要な際、すべてをランダムに決めるということはそうそうないだろうが、『ここが決まらない』という部分を埋めるために使うのもよいだろう。また、組み合わせにより突飛な設定が生まれることもあるため、三題噺のお題ジェネレーターとして使うのも良さそうだ。

 生成されるのは名前、クラス、誕生日、所属する部活等、容姿の特徴、趣味といった基本データのほか、“憧れ”・“誤解”・“同じ店の常連”といった主人公との関係性や、出会いのシチュエーション、キーワードなどストーリーの発想を支援する項目も用意されている。“先手必勝のご令嬢”・“アキバ系アスリート”など前後の組み合わせによるキャッチコピーが生成されるのも面白い。

 生成した設定は20個まで保存しておけるほか、テキストや画像でファイル保存することも可能。また、各項目を個別に再生成する機能もあり、名前や出会い、キャッチコピーなど組み合わせで生成されるものは組み合わせの一部だけを再生成できる。気に入った部分を確定させつつ、さらに設定を詰めることが可能というわけだ。

 そのほか、40人分の名前を一気に生成する機能も備えている。

ソフトウェア情報

「ヒロイン・ジェネレーター2 青春学園編」
【著作権者】
あいはらまひろ 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0(14/12/24)

(中村 友次郎)