幅広いOSとイメージ形式をサポートするCD/DVD/HD DVD/BDライティングソフト「ImgBurn」

「ImgBurn」v2.5.7.0

インストール時に「Ask Toolbar」のインストールが案内されるが、拒否することも可能

　「ImgBurn」は、さまざまなイメージ形式を幅広くサポートするディスクライティングソフト。64bit版を含むWindows 95以降のすべてのWindowsに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

　本ソフトは、CD/DVD/HD DVD/Blu-ray Disc（BD）対応のディスクライティングソフト。特筆すべきは対応するディスクイメージ形式の豊富さで、ISO/BIN/IMG/NRGをはじめとする全21種類をサポート。動作OSとしてWindows 95からWindows 8までをカバーするのも、とくに古いOSを使い続けているユーザーにとって魅力的と言えるだろう。

　本ソフトが搭載する機能は、ディスクを読み取ってイメージファイルに保存する（Read）、ディスクイメージを作成する（Build）、フォルダやイメージファイルをディスクへ書き込む（Write）、書き込んだディスクやイメージファイルのデータ整合性をチェックする（Verify）、ドライブやディスクをチェックする（Discovery）という5つから成る。各機能はメイン画面の“モード”を切り替えて利用する仕組み。

“Read”モード

“Build”モード

　各モード画面で指定できるパラメーターは非常に豊富。設定ダイアログからはドライブ制御に利用するAPIを選択することもできる。そのため、基本的に上級者向けのソフトと言えるだろう。

　しかし、だからといって入門者には扱えないということはない。画面モードの選択は“EZ-Mode Picker”と呼ばれるランチャー画面でアイコンを選択するだけで行えるし、モード画面で指定するパラメーターもほとんど初期設定でそのまま利用可能。複雑なことをしないならば、“EZ-Mode Picker”でモードを選択し、画面左下にあるタスクの実行アイコンを押すだけで作業が完了する。