『杜のAndroid研究室』では、スマートフォン向けOS“Android（アンドロイド）”をテーマに、窓の杜スタッフが厳選したアプリなどを紹介していく。今回は、ちょっとした空き時間に脳を鍛えられる脳トレアプリ「計算力トレーニング」「アハ！ブレイン！」「タッチ25」「IQ診断Touch！」「カラトレ！」「たこやきはっちん」に焦点を当て、その使い方と機能を紹介しよう。

ちょっと変わった2種類の計算問題を答える「計算力トレーニング」

　「計算力トレーニング」は、ちょっと変わった計算問題を答える脳トレアプリ。表示された計算式が合っているかどうかを答える“採点”と、加減乗除の符号が隠された計算式を見て符号を答える“符号”という2種類のモードが用意されている。

　どちらも計算自体は簡単だが通常の計算問題と異なるため混乱して間違えてしまうことがあるのが面白い。どちらのモードも3段階の難易度が用意されており、20問答えると正解数とかかった時間が表示される。

複数のパネルから色が変化したパネルを答える「アハ！ブレイン！」

　「アハ！ブレイン！」は、複数表示された色とりどりのパネルから徐々に色が変化したパネルを答える脳トレアプリ。ゲームを開始すると、画面上に4枚から12枚までのパネルが表示され、そのうち1枚のパネルの色が時間経過とともに少しずつ変化していく。色が変化しているパネルをできるだけすばやく見つけてタッチしよう。

　回答までにかかった時間が短いほど高得点となり、10問答えると正解数やスコアのほか、脳年齢が表示される。スコアはベスト5まで記録されるほか、自分のスコアをネットランキングに登録したり、ネットランキング上位のスコアを閲覧することも可能だ。

1から25までの数字をすばやく順番にタップする「タッチ25」

　「タッチ25」は、1から25までの数字が書かれたパネルを1から順にタップする脳トレアプリ。一見なんでもないように思えるが、やってみると次の数字がどうしても見つからなくなることも多く、次はもっと速くできるはずとついつい瞬きを忘れるほどはまってしまう。

　難易度は2種類用意されており、“簡単”モードでは正しい数字をタップするとそのパネルが消えるため、あとになるほど数字を探しやすくなる。“普通”モードではタップしてもパネルは消えないため、最後まで気が抜けない。すべてのパネルをタップするとタイムが表示され、ランキングに登録される。ひたすら最速タイムを目指してタップし続けよう。

6ジャンルに分かれた6択問題を解いてIQを診断できる「IQ診断Touch！」

　「IQ診断Touch！」は、30問の問題を解いてIQを診断できる脳トレアプリ。“判断力”“分析力”“論理力”“空間認識力”“想像力”“記憶力”の6ジャンルに分かれた問題を5問ずつ解答することでIQの値を算出できる。問題は毎回ランダムに出題されるため、何回でもテストすることが可能。

　問題には1問につき30秒の時間制限が設けられており、制限時間を超えると自動で次の問題が表示される。間違ったり、答えられなかった問題は時間制限なしで復習できるほか、過去のIQの値をリストで表示可能。また、テスト結果からジャンルごとの能力をダイアグラムで表示したり、IQの値を上げるアドバイスを表示する機能も備える。

　また、テストの途中でセーブし、途中から再開することも可能なので、たとえば移動中などのちょっとした時間にテストできるのがうれしい。

文字色に惑わされず色の名前と同じ色のイスをタップしていく「カラトレ！」

　「カラトレ！」は、表示された色の名前と同じ色のイスをタップしていく脳トレアプリ。ただし、表示される文字の色が色の名前とは異なる色になっているため、少し気を抜くと混乱してしまうのがミソ。

　正しい色のイスをタップすることでスコアが加算され、連続で正解すればコンボボーナスが得られる。また、すばやく正解すれば、さらにボーナスが追加されていく仕組み。間違った色のイスをタップしたり、制限時間をオーバーするとライフが減少し、ライフが0になるとゲームオーバーとなる。

　コンボを続けていると、制限時間を表すゲージ上にハートのマークがついたエリアが出現することがある。ゲージの端がこのエリア内にあるタイミングを見計らって正解すればライフを1つ回復することが可能。ただしライフの回復を狙ってばかりいると、すばやく正解することで得られるボーナスが得にくくなる上、集中が切れてミスしやすくなるので注意しよう。

たこ焼きに入れた具を焼き上がってから当てる「たこやきはっちん」

　「たこやきはっちん」は、たこ焼きに入れた具を記憶して焼き上がってから当てる脳トレアプリ。ゲームが開始されると3×3マスのタコ焼き器に並んだ具が数秒間表示されたのち、たこ焼きが焼き上がって具が見えなくなる。同時に画面上部へ具が順番に表示されるので、タコ焼き器に並んでいる中から同じ具のタコ焼きをタップしよう。すべてのタコ焼きをタップすると再び具が配置され、同じようにゲームが進んでいく。

　回答には制限時間があり、残り時間は次のゲームに引き継がれるほか、回答終了時に正解数が多い場合は残り時間が加えられ、少ない場合には残り時間が減る。残り時間がゼロになるとゲームオーバー。制限時間はかなりシビアなため、焦りつつも正確に記憶するスリルを楽しめる。

　ゲームの難易度は3段階用意されており、最も簡単な“EASY”では具がタコとイカの2種類だが、2番目に難しい“NORMAL”では3種類、最も難しい“HARD”では具が4種類に増えた上に中央のたこ焼きに入る具が隠されている。中央の具は最後に回答すれば残った具が入っていることになるが、各種の具の数が不確定になることで格段に難易度が上がる。