いまさら聞けないExcelの使い方講座

【Excel】数式ツールのもどかしさを解決!エクセル2016の新機能「インク数式」なら手書きで数式をすばやく入力できる

「インク数式」で手書きの数式を入力できる

 Excel 2016より前のバージョンでは、数式を入力する際、数式ツール(①)を使って入力をしていました。

 数式ツールを使用すると、分数を始め、√(ルート)や∫(積分)が含まれる数式など、さまざまなタイプの数式を入力できます。ただし、数式の各部を選択肢から選び、配置し、組み立てていく作業が必要でした。このため「手書き書ければすぐ終わるのに……」と、もどかしく感じていたユーザーもいたのではないでしょうか。

 Excel 2016には、そんなもどかしさを解決する新機能「インク数式」が加わりました。インク数式を使うと、手書きで入力した数式をExcelが認識して、表示してくれるのです。今回は、Excel 2016の新機能「インク数式」について解説します。

手書きで数式を入力する

 ではさっそく、手書きで数式を入力してみましょう。[挿入]タブ(①)→[数式]の右横の矢印(②)→[インク数式](③)をクリックします。

 [数式入力コントロール](④)が表示されるので、ここに数式を入力します。

 「ここに数式を書きます」と表示されている入力エリア(⑤)に、マウスを使って数式を書きます。数式を書いていくと、上部エリアにはプレビュー(⑥)が表示されます。

 間違えたり、正しく認識されなかったりして修正したい場合は、消しゴムで消すことができます。[消去](⑦)をクリックするとマウスポインターが消しゴムの形(⑧)に変わります。

 修正したい部分を消しゴムと同じようにこすると消えます(⑨)。プレビューからも消去されました(⑩)。

 数式を完了させます。最後にプレビューを確認して[挿入](⑪)をクリックします。

 シートに数式が挿入されました(⑫)。

 数式はテキストボックスに入力されているので、自由に移動できます。

手書きで数式を入力する

 今回は、Excel 2016の新機能「インク数式」について解説しました。数式ツールを使って入力するよりも、すばやく数式を作成できるようになったのではないでしょうか。

 インク数式はOffice共通の新機能なので、ExcelだけではなくWordやPowerPointでも同様に使えます。数式が含まれる資料やスライドを作ることになった場合は、ぜひ思い出して活用してみてくださいね。

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