やじうまの杜
今年も台風シーズンが到来？ 「NHK ニュース・防災」アプリでしっかり備えよう
さまざまな災害情報・防災情報を地図表示できる［データマップ］機能がユニーク
2017年7月4日 15:29
台風3号が九州・四国に上陸し、筆者の住む愛媛県にも久しぶりにまとまった雨が降っています。今年の四国地方は水不足が懸念されていたところだったので、この台風はまさに“恵みの雨”といった感じですが、やはり豪雨・暴風は心配。万が一に備えるためにも、災害に関する情報収集は怠らないようにしたいものです。
そこで活用したいのが、防災情報を発信しているニュースアプリ。なかでも「NHK ニュース・防災」は昨年公開されたv2.0で大幅にリニューアルされ、情報の正確さだけでなく、使い勝手の面でもお勧めできるアプリになっています。これからの台風シーズンには欠かせないアプリと言えるでしょう。
「NHK ニュース・防災」は、最新のニュースや天気予報、災害情報をいち早く届けてくれるNHK公式のモバイルアプリ。特に重大なニュースや防災情報はプッシュで通知してくれるので、ニュースをまめにチェックする余裕のない人でもインストールしておいて損はないです。
利用するにはまず、画面右上の歯車アイコンをタップして［設定］画面を開き、自分の住んでいる地域を登録します（最大3つまで）。現在地を取得して登録する機能を活用するとお手軽です。ついでに［プッシュ通知］画面で、通知を希望する情報を取捨選択しておくとよいでしょう。これで身近な情報を、いち早く知ることができるようになります。
「NHK ニュース・防災」アプリは機能が豊富なのですが、とくに面白いのがv2.0で拡充された［データマップ］機能です。これは雨雲の様子を地図へ表示する機能なのですが、最新版では台風の進路図や気象警報・注意報、地震情報、土砂災害危険度などもマッピングできるようになっています。自分の住んでいる地域だけでなく、離れて住んでいる家族・友人の状況なども簡単に把握できるのが便利ですね。長距離出張の際や、洗濯物を干すかどうか迷う時などにも役立てたいものです。
「NHK ニュース・防災」はiOS/Androidに対応しており、それぞれ“App Store”“Google Play”から無償でダウンロード可能です。