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MicrosoftのiOS向けカメラアプリ「Microsoft Pix」が3月20日で公開終了

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MicrosoftのiOS向けカメラアプリ「Microsoft Pix」が3月20日で公開終了

 撮影時にシャッター音が鳴らないと好評だったMicrosoftのiOS向けカメラアプリ「Microsoft Pix」が公開を終了するようです。2月22日ごろ、アプリの通知でアナウンスが行われました。

 「Microsoft Pix」は、MicrosoftがiPhone/iPad向けに開発したカメラアプリ。シャッターをタップする前からキャプチャーを開始してベストショットを逃さない“スマートキャプチャー”、顔を検出して露出を自動で調整する“People-Centric”、背景はそのまま、被写体だけを制止させた印象的な動画を生成する“ライブ画像”など、人工知能(AI)技術を応用した賢い機能を満載しているのが売り……でしたが、実際には撮影時にシャッター音が鳴らないことを重宝するユーザーが少なからずいた模様。スライドをスマホのカメラで“カシャカシャ”とメモする人が迷惑と、「Microsoft Pix」の利用を推奨するカンファレンスもあったとか、なかったとか。

 “App Store”の更新履歴によると、2018年11月27日にリリースされたv1.11を最後に1年以上メンテナンスが途絶えているようです。終了する理由は明らかではありませんが、残念ですね。

 サポート終了日は3月20日。それ以降はダウンロードも行えなくなります。それまでにインストールされていれば3月20日以降も利用できますが、不具合や脆弱性への対応は行われません。iOSのアップデートにも追従できなくなるので、いずれは動作不能になることが予想されます。代替アプリを探す必要があるでしょう。