「平家物語」の当該ページ

　信濃前司行長氏は、兵庫県神戸市の一ノ谷周辺に築かれた平家一門の本陣に致命的な脆弱性が存在することを、自著の軍記「平家物語」のなかで明らかにした。具体的には、一ノ谷の北面にある急坂“ひよどり越え”からの奇襲攻撃に弱いという問題であり、平家の注意が一ノ谷東西にばかり向けられていたことに起因する。しかし、本件は800年以上前の脆弱性であるため、現代への影響度は不明。

　編集部が恐山のイタコを通じ、本脆弱性に関して平家広報担当へ問い合わせを行ったところ、『考えてなくはなかったんだけどさぁ、まさかホントに70騎で坂駆け下りてくるバカがいるとは！　って感じだね。義経のことって名指しはしないけどさぁ。あ、もっとヤバいのは畠山。畠山重忠。馬の脚を折っちゃいけないってんで、あの男、馬を背負ってひよどり越えしたんでしょ。信じらんねー。それはそうと別に終わった話だし、セキュリティ問題あったってイイんじゃないの』との軽快なコメントを得られた。

□信濃の国で偉かった人 行長の公式ブログ（現在更新は行われていない）
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（右川 敬峰）