【パソ通・ネットワーク】
LANの状況を監視する「ねっとみえ~る スクリーンセーバー」が公開に
スクリーンセーバーでネットワーク管理
(98/08/18)
ワンダーラボは12日、「ねっとみえ~る スクリーンセーバー」を公開した。LAN監視用スクリーンセーバーで、Windows 95/98/NTに対応している。現在、同社のホームページよりVer.1.00がダウンロードできる。シェアウェアで料金は2,000円。
ネットワーク上に接続されたパソコンのネットワーク情報が、パソコンをケーブルでつないだようなネットワーク図として、右から左にスクロールしながら表示される、ちょっと変わったスクリーンセーバー。表示できる情報は、イーサネットアドレス、ネットワークカードメーカー、IPアドレス、ワークグループ、コンピュータ名、使用しているプロトコルの一覧と現在の通信速度(bps)。通信速度に応じてネットワーク図のケーブルの太さが変化するので、見た目にもわかりやすい。同社独自のSEM(Safe Ethernet Monitor)技術により、パケットを一切送信せずにネットワーク監視ができるため、ネットワークにまったく負荷がかからないというのが特長。
パソコン、ルーターなどネットワーク機器の種類によってアイコン表示が変化するが、残念ながらPCやMACといった機種別の違いはあらわれない。同ソフトの試用期間は15日で、試用期間中は20台まで表示する事ができる。小規模ネットワークの簡易管理ツールとして使えそうだ。ネットワークカードの種類によっては動作しないが、診断プログラムが添付されているので、まずはチェックしてみるといいだろう。
なお、同社はより詳細なネットワーク監視用に「Wonder LanMap(仮称)」を開発中で、8月末にリリースを予定している。
□ワンダーラボ
http://www.bekkoame.ne.jp/~wll/
□ダウンロードコーナー
http://www.bekkoame.ne.jp/~wll/download.htm#nmsvr
[Reported by koyama@impress.co.jp]